■ 鈴鹿8時間耐久決勝当日までのヒストリー ■

去る7月8日、9日の計2日間、三重県鈴鹿サーキットにて8時間耐久ロードレースに向けてのマシンテスト走行を行いました。今回テストに持ち込んだマシンは2台。1台は今まで全日本選手権で走らせていた2001年型ヤマハYZF-R1。もう1台は待ちに待った待望のニューマシン、2002年型ヤマハYZF-R1。もちろんニューマシンでの走行は今回が初であり、シェイクダウンを兼ねてみっちり走り込み実戦用のセットアップまでこなす事が主な目的です。

ようやく仕上がったニューマシン(クリックで拡大)
JSBレギュレーションの範囲内で出来る事は全てやったと思われるニューマシン。足廻りを中心にかなり手が入った。注目はインジェクション採用で車体がコンパクト。しかし今年の8耐JSBクラスのエントリー中、02R1の台数が少ないのも耐久最大の課題であるタンク容量スペース確保が難しい等が挙げられる。(STD17L/最大24Lまで可)
ヤマハ専有走行会テスト初日。
当日は4耐や8耐に参戦するヤマハ系プライベートチームが多数参加。中でもJSB仕様の02”R1はこのチームのみ!
待望の新しい相棒との対面で少々緊張ぎみの榊原礼視選手。走行前に入念なポジション合わせ、セッティングを確認し、いざコースイン。全てを確かめるように順調にLAPをこなしながらのピットイン・アウトを繰り返す。

テスト初日終了後の榊原礼視選手。

メカニック久野誠氏越しの余裕のピースサイン。
このピースの意味が次の日判明する。

第2ライダーの山本昌司選手。

初日から旧型マシンでテストに挑む。山本選手は今回が1000cc初。マシンに確実に慣れる事がテストの課題。

多数の皆さんがマシンを物色しに来る。

あまり見ないで〜。

ヤマハ専有走行会テスト2日目。
午前中若干雨に悩まされるも、すぐに乾きドライコンディションで詰めの作業に入る。良い状態のタイヤを装着しいよいよタイムアップを図る。インジェクションセッティング、足回りセッティングもほぼ順調に決まり、午後からは榊原〜山本〜榊原の順で交互に車体を確認する。

やってくれます!榊原選手!
な・なんと14秒台に軽々と突入。さすがです。前日のピースはこの感触だったのでしょうか?更に行けそうな雰囲気ですがとりあえずここまでとしましょう。山本選手も19秒台に入れ2人とも何かを掴んでいます。

(写真はS字での榊原選手)


今回のテストで貴重なデータがかなり揃い、ライダーの自信も並々ならぬ物となりました。
8耐本番まであと数週間、これからも数回テストを控えております。常にベストを尽くせるよう
万全のチーム体制を整えていきたいと思っておりますのでご声援宜しくお願い致します。

 

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